中途半端な自分を楽しむ
ヨガの生徒さんを見させてもらい
皆さん、一人一人が自分の人生を一生懸命生きている
と毎回感じます
一人一人が何かを目指している
なりたい自分、ありたい自分
ヨガをナビゲートさせてもらい
毎回念じていること
今の自分自身そのものを味わってほしい
ということ
ヨガの目的は
ポーズの完成ではなく
哲学を究めることでもなく
悟りをひらくことでもなく
今の自分を知って、味わうこと
だと思います
それは、ヨガの時だけではなく
日常生活が
主なステージ
自分の話ですが、30代に入り
いろんな面で
中途半端な自分と向き合うようになる時期
なのだと思いました
20代のときほど、フレッシュでもなければ
経験をすごく積んだわけでもない
そこまで体も硬くも、柔らかくもない
ビギナーでも熟練者でもない
という感覚をいろんな場面で味わいます
ヨガも、ボイストレーニングも、生活も
人間関係も、スキルも、技術も
中途半端
そんな中、一時期は、早く成長しなければ、と焦る自分もありました
そうしないと、人に伝えることはできない
誰かの役に立つことはできない、と
今も、その傾向少しありますが
最近思えたことは
今の中途半端な自分だからこそ
伝えられること、できることがあること
マスターした時にできるのではなく
できない時期だからこそ
誰かにとっての
力や励み、癒しになること
多分それは死ぬまで続くのだと思います
だから
ヨガにおいても
今の自分を十分に味わって大切にすること
それが、誰かにとっての力や励み、癒しに
なる
それぞれの道の完成
という歩みを進めながら
何もかも中途半端な自分を
味わいましょう
私も中途半端の真っ只中
0コメント