いきなりヨガではなく、
音楽の話ですが、
音楽のヒット曲はその時代の世相を反映して
いる、
と最近思います
少し前だと
世界に一つだけの花
365日の紙飛行機
Let it goなどなど
少し前は自分は自分でオッケー!
オンリーワンで大丈夫だ!
という自己価値について、
最近では
夜に駆ける、香水などなど
歌詞を見ていると、
現代は自分の心の居場所を求めている時代だ
と思いました。
つまり
所属の欲求
夜に駆ける、より
「騒がしい日々に笑えない君に
思いつく限り眩しい明日を〜」
香水、より
「別に君を求めてないけど、そばにいられる
と思い出す〜」
周りに親しい人がいて、
仕事があって、
ある程度裕福で豊かになった
そして次に求めるのは
心の居場所
人は常に何かの欲求に支えられて生きていけるもの
歴史を辿ってみると
戦争、敗戦から復興して、とにかく食べるもの、
着るもの、住むところを求める
物質的な欲求
家電、マイカー、マイホームが欲しい
そこから経済が成長して、
みんながもっと生産性を求めて働く時代へ
そうすれば、老後は安心して暮らせます!
という流れの中で生まれた
安心安定の暮らしの欲求。
保険、終身雇用、それがあれば間違いなし
の流れ
そして、それが満たされてくると、
みんな一緒に同じ目標を求めることが窮屈に
なってくる
また生産性が加速し、過労、ストレスなどが
社会の問題になる。
そうなると、
社会的なステータスや仕事だけが、
人生のゴールではない!
そこから外れても、馴染めなくても、
みんなオンリーワンだから、大丈夫!
と自分探し、好きなことをライフワークにすることを求める
世界に一つだけの花より
「ナンバーワンに、ならなくてもいい、元々特別なオンリーワン〜」
他者からの承認欲求から
自分への承認欲求
そして、スマホにより拍車がかかった、
情報現代社会
欲しいものや情報はすぐに手に入る
ネットでどんな人でも自分の世界を構築できる
テレワークやzoomでいつでもどこでも仕事やコミュニケーションができる!
生きる正解はひとつではなく、多様だから大丈夫!
そうすると次に求めるのは、、、
心の居場所
つまりそれまでは物質的な欲求、
目に見えるものへの欲求だったものが、
心、魂、生きる意味、使命、存在価値
など、目に見えないものへの欲求へシフトした。
ということ
AIで周りのことはやってくれる。
掃除もロボットがやってくれる。
好きな人同士でつるむこともできる。
インスタ、Twitterで欲しい情報バッチリ!
じゃあ、自分は何をしたい?
どこにいたい?
という問いかけ
が必然的に出てくる
大分回り道しましたが、
それらが今のヒット曲に反映されていると思いました。
昔からに人間の集合意識として、
ポジティブよりもネガティブなイメージの方が、ヒットしやすい傾向にあるので、
不幸の味は蜜の味とも言えますが、
ヒット曲は結構、哀愁ある曲、暗いネガティ
ブな世界観が多い。
けれど、実際はネガティブなことばかりではなく、
それと同じだけポジティブな面もあり、
むしろ人は進化しているのだと思います。
それは欲求によって社会は豊かになってきたから
それはモノから心の時代になったから
外側の幸せよりも、内側を求めるようになってきたから、
楽観的かもしれませんが、
個人的に、
だんだんと内側に幸せを感じ始めたら、
人はもっと外側に対して優しくなれるのだと思います。
そしてそこに至るまで、
過去に先人が命を懸けて繋いできた
進化の過程であること
そこにまずは敬意と感謝を示しながら、
心の時代に次は何を求めましょう?
居場所は自分の中に、身近にあるかもしれません。
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