動きながら考える

普段私たちが考えること


人の思考は


大方がネガティブに偏っていること


ポジティブ2か3に対して、ネガティブが7か8


ほどの割合で



それは、原始の狩猟採取時代からの名残



厳しい自然の中で


力の弱い人間が生き残るためには


いち早く危険を察知する必要があり


脳の扁桃体を興奮させて


ネガティブ信号を常に起動する必要があった


なので原始時代の人間にとっては必須の機能


ただ時代が変わっても

人間の脳はそこまで

まだ進化していないので



今でもその名残はあるということ



現代の私たちは知っておく必要があります。


それを証拠に


世の中の注目を集めるニュースや情報は


大方がネガティブ寄りであること


〜がしたら不安だから

〜しないと危険ですよ


という情報に敏感に私たちは反応します


あの人が出世して活躍しています!

という記事よりも

とうとうあの人がやってしまった!


というような


不祥事、離婚、スキャンダルに注目が集まる

のが現実


もちろん

ポジティブ情報や有益なこともある


リスクを考えることもすごく大切



ではあるけれど


やはり


考えなくてもいいマイナスを


無駄に考えすぎてしまう習性があります



僕も、一人になり自由な時間がありすぎると



何かモヤモヤが出てきて


焦り、不安、恐れ、恐怖、罪悪感、後悔、心配


次から次へと紐付けしていく癖があります


そして結局、座ってじっとしたまま堂々巡り



有名な彫刻、ロダンの考える人状態



これも原始脳の機


昔は、危険を察知した時どう行動していたか



それは


立ち向かうか、逃げるか。


立ち向かって敵を打ち倒すか


逃げて洞窟にこもるか


現代のうつや引きこもりでの


意欲や行動力は


この逃げてこもる習性からきている、とも言われています。


動かないで、一人でいれば


外敵から身を守ることができる


けれど、常に外に対して怯えて、


どんどん行動が出来なくなっていく



じゃあその時代の人間は常にネガティブだったか?


というと


そうではない


ネガティブにならない時間がありました



それは


獲物を探したり、生きるための生活で


動いている時と


安全な場所で群れの中で


ご飯を食べている時



その時は、脳が目の前のことに集中し、


食べたり群れでいることで安心とつながりを


感じることができたから


だから、もし私たちがネガティブ思考に囚われたり、


堂々巡りがはじまりそうになったら


必要なことは


何でもいいから動くこと


外で歩き回る


掃除をする


整理整頓をする


作業に没頭する


料理をして食べる


誰かに会う、話す

僕の場合は、ひたすら外を散歩したり走ったりします

歩きながら、本を読んだりも


けれど、初めだけはしんどい
 

止まって考えたい衝動に駆られます


やる前にめんどくさい思考が出てきます。


それが出てきたら、分岐点の合図。


めんどくさいけれど、まず動く、


そして動きながら


ぼやっと考える


そしたら


自分の中で何か視点が変わるのを感じます。


堂々巡りの時には思ってもいない


アイデアや解決策が出てくるかもしれません



そして何より


止まって考えてる時と比べて

身体と心が軽く感じます。



迷ったら、ネガティブ思考が始まったら



まず、立ち上がって動いてみましょう



動きながら考える


僕も実践中












「ヨガの輪」

和歌山市を中心に活動するヨガクラス 性別、年齢、経験問わず 誰でも参加できる、身体に優しいヨガ 心と身体をリセットして、整えて 日々を豊かに

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