取り越し苦労
よく取り越し苦労をする私たち
先を心配して
ああなったらどうしよう?
こうなったらまずいか?
と小さなことや
まだ起こっていないことを大きくして
もうすでに起こったかのように考える
リスク回避のための想像は大切
よく最悪のケースを想定しておくといい
と言われるように
けどそれが行き過ぎると毒になる
食べ過ぎや飲み過ぎ 働きすぎと同じように
なぜ心配で不安になるのか?
心配しすぎる習性は
不要残留本能と呼ばれるもので
大昔は生きるか死ぬかの野生の中で生きていた
他の猛獣に襲われること
法律も何もないので人殺しは当たり前
病気 感染症など
今では比較にならないくらい
常に死のリスクがあった
そのために
不安やリスクに敏感に反応できるよう
不安の脳が発達した
脳の進化は
現代でもあまり変わっていないといいます
なので、ニュースはネガティブな方が
みんなが反応するし
CMや広告は
消費者の
あれば心配ない
という心理を利用する
けど不要残留本能と呼ばれるだけに
今の現代では
特に日本という国では
昔ほど争いはなく
餓死することはほとんどない
本当にありがたい時代とありがたい国
先を考えて不安になった時
まずはその仕組みに気づいておくこと
これは脳が過剰に反応している
と
これだけで半分はラクになると思います
そこから
いらない考えに使っていたエネルギーを
大切な積極的なエネルギーへと変換する
目の前の大切な人
目の前の人の素晴らしい点
その出来事のありがたい面
ワクワクすること
望んでいること
長所
これはトレーニング
気づいて 手放して
そして向けたい方向へと
思考と感覚を向ける
これは場所も人もモノもいらない
すべて自分の意識と脳内でできること
取り越し苦労に使っていたエネルギーを
前に向くエネルギーへ
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