地球規模でのバランス
昨日は終戦記念日でした
すべての日本人にとって
忘れることができない日
あの過去の上に今の暮らしが成り立っている
という事実に
さまざまな感情が溢れてきます
今の暮らしのありがたみに、心から
過去と今を忘れてはならない
という決意が芽生えてくる
終戦の日ということで
そのことから
インターネットで
1986年に作られた
<ホピの予言>
という映画の上映会に参加しました
ネイティブアメリカン
アメリカに元々住んでいた原住民
つまりインディアン
の一族、ホピ族についての
ドキュメンタリー映画
そのホピ族は
古代から
大地や精霊の力を愛し
自然と調和した生活を営んでいて
食料は必要なものだけを作り
必要なものだけで生活をし
歌や踊りによって大地や自然のエネルギーを
信じ、祈ることで
つながりを感じ、幸せを感じる
そして、長老から語り継がれてきた
天啓、予言を元に
一族の信仰を保ってきた
しかし
その大地に核物質の
ウランが大量にあることがわかり
資本主義社会はこぞって
その大地を採掘する
そのことで、自然のバランスが乱れ
現地では放射性物質が蔓延
そして、採掘されたウランは
100回以上にも及ぶ、核実験に使われていました。
原爆の元もそこから生まれた、とのこと
そのことをホピ族は前から予言していて
大地を汚せば、そして自然の調和を乱せば
大きなしっぺ返しが来ることを予感していた
戦争、異常気象、災害によって
または、大きな地球の調整によって
世界が過去にも数回滅びてリセットされたこと
そして現代は
その大きな分岐点に差し掛かっている
自然と調和した共存共栄の社会を目指すのか
自然と切り離し、富の一極集中で
奪い合いを原動力にした物質文明の社会を
目指すのか
ホピの予言の有名な図があり
そこにその道が記されている
私は
その二つの道が統合されることが
次の道なのだと、映画を見て感じました。
お互いが歩み寄れる道は
それぞれの特性を活かして、次の地球にとって
よりよい暮らしとは何なのか
精神性を、宗教だと排除するでもなく
物質文明を、邪悪だと敵視することでもない
物質と精神
思考と直感
科学と信仰
文明を悪とし
原住民や自然を崇拝するのは
またそこで、二元的な対立を生んでしまう
科学によって、人は暮らしを豊かにして
進歩してきたことは
私たちにとって恩恵であることも事実
もちろん自然やインスピレーション
スピリチュアルな力によって
成り立ってきたことも事実
その事実を受け入れて
地球規模でバランスを取り戻すには
どうするのか?
がこれからの人類への問いなのだと
感じました。
二項対立の時代から統合の時代へ
自分自身の中のレベルから
地球規模でのレベルまで
ヨガも共通していること
それは統合
肉体と精神
精神と魂
魂と自然
自然と宇宙
全てが繋がりあっているバランスを
整えること
整えることで、新しいアイデアが生まれ
それを実行し続けることで
さまざまな統合が起こる
統合の道をともに進んでいく
今を生きる地球、そしてその上に生きる同志
に感謝しながら
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