比べないヨガ

ヨガをしていると、


いろんな思考が自分にあることに気がつきます。


特に始めた頃は、


瞑想なんて、無理無理、



と思うくらい、

雑念だらけ、、。



思ったより、自分の身体が固いな〜、

とか

今何時かな?


あとどれくらいで終わるのだろう?


次は何のポーズだろう?
などなど、


まずはそういう思考が、


日々、日常である、ということに


気づくこと。



それだけで、新しい発見があり、新しいステージに立っています。


自分ってこんなこと考えてたんだ〜、


と改めて気づくこと。



そこに本質の一つがある。



そして、ヨガの途中で、


ナビゲートする言葉の中に、


比べずに、自分のアーサナを味わう



という言葉が言われたりします。



人によって、あったりなかったりもするのですが、



自分自身の経験から、


この比べるクセ、


というものがすごく日本人にとってのテーマなのでは、と思います。

誰かと比べること



人間は人と比較することで、自分の立ち位置を知るので、


比べるということは人間にとっての必要なアクション。


ただ私たちには、

そこに善悪をつけるクセを身につけてしまっています。


それはそれは幼い頃から、

長い時間をかけて、、、。


人と競争すること、比べること、


人と比べて成績が高ければ、いい。


人に勝つことで、称賛を受けること。


成功する人が、いい人。


能力が高い人がいい。



逆に言えば、


そうでない人は、もっと頑張るべき


人と比べて、みんなと同じようにできないと、


ダメ、


というジャッジが入ります。


そういった観念から、


人と比べて、自分を卑下したり、


人に勝つことで優越感を覚える。


人の身体、性格、生き方、生活スタイル、

は様々。


それなのに、


何か一つの基準、正解に向かって行動しないといけない、


と、感じてしまう。


話をヨガに戻すと、


それぞれ一人一人が、


少しずつ違った骨格バランス、筋肉、神経、


大きさ、偏り、姿勢、性格、生き方、

抱えているストレスなど


を持っています。


ということは、



みんな同じポーズをすることが正解とは限らない。


つまり、このポーズができたら○、できなければ× 


と判断することはあり得ない、ということ。



なので、僕がシェアしているヨガは、


手取り足取り、ポーズを指示することがほとんどありません。


大事なことは、そのポーズに向かうとき、


自分自身の中で、何が起こっているか。


じっくり、味わうということ。感じるということ。


たとえそれが、正解、模範と言われるポーズに程遠くても。



そこで、正解に囚われると、

自分に負荷をかけ、自分ではない自分になろうとしてしまう。



自分の身体はどこに向かっているか、

そこで、どんな気づきがあるのか。


比べて正解を求める思考ではなく、


味わって、じっくりと感じる直感。




そこがヨガの本質であり、


オンリーワンの自分の本質があります。

誰にもとって変われない、AIにすら真似することのできない、

唯一の自分自身。


比べずに、


ジャッジをせずに


自分を楽しみませんか。


今日も皆さんの心と体の健康を応援しています。

「ヨガの輪」

和歌山市を中心に活動するヨガクラス 性別、年齢、経験問わず 誰でも参加できる、身体に優しいヨガ 心と身体をリセットして、整えて 日々を豊かに

0コメント

  • 1000 / 1000