理不尽スタンダード

元々、理不尽なことが嫌いでした

社会に出て、理不尽な事実を目の当たりにして


いつもイライラ


今日は草刈りの日


生茂る竹を見て


インドに行って感じたことを思い出しました



「世界はカオスで理不尽

       その中で調和している」




インドに行った時



あまりの雑多さに驚きました


人と人がひしめき合いながら


牛と人が同じ道路を歩く


汚物の匂いと食べ物の香り


金持ちの人の隣に横たわるホームレス


子供と大人 男と女 人と動物 

現地の人と外国人

貧富の違い   

身分の違い


同じ場所に、すべてが混ざり合っている


まさに混沌としたカオスの世界でした



人はその中で、自分勝手に動き合う


信号のない交差点では


常にクラクションが鳴り止まず、叫びあう


物売りは、こちらの都合お構いなしに


どこまでもついてくる


みんなが歩く道路で寝てる人もいる


そんな光景を見て


日本人としてはイライラすることばかり


あまりにも理不尽な世界


けれど、一度開き直って


見てみると


一見カオスに見える世界の中に


調和があることを感じる


よく見ると


交差点はガチャガチャなのに


怪我人や事故はあまりない


自分勝手に相手に注意していても


殴り合いにはならない


貧富の差があっても


お互いを貶しあっていない


みんな自分にしか関心がないからか


それが、当たり前という光景で


受け入れているようにも思える



世界は理不尽であることが


スタンダードなのかもしれない


そう思ったのは


この竹を見て


よく考えると、山の木などは


周りのことなんてお構いなしに


太陽に向かって伸び続ける


伸びる木に寄生する木もある


できるだけ枝葉を広げて


できるだけ太陽光を得ようとする


自然のものや動物って


結構、神聖な存在かと思っていたけれど


結構自分勝手なものなのかもしれない


結構理不尽かもしれない



その中で、完全な調和が成り立っている




そしてそれは



どれか一つが欠けたら、調和が乱れていく



世界は理不尽が当たり前だと考えたら


少々理不尽な自分にも 

少々理不尽な相手にも

少々理不尽なことにも

少し優しくなれるかもしれない


大自然だってそうなのだから



理不尽がスタンダード



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